2019年12月28日
ついにオーダー三線に!!Σ( ̄□ ̄;)10
よねやうがみんしょうらん!(^-^)/年末皆さんはいかがお過ごしでしょうか
だらだらと引きずってきたこの企画もいよいよ
終わります!(  ̄ー ̄)ノ・・・
たぶん終わると思います(;゜゜)・・・
終わるんじゃないかな(._.)
ま、もう一回くらい( ´∀`)
ウソです
前回、いよいよ上原さんに決定しました

上原さんは沖縄県三線製作事業協同組合の会員です
しかも理事として研究発表なども行っています
将来有望です
現在、会長は渡慶次道政さんです

実働職人としてはトップではないでしょうか
将来棹職人初の人間国宝にもなるんじゃないかと思っています
そんな渡慶次さんの後を継いで会長になるのが上原さんだと思って(願って)います
てことは上原さんも将来人間国宝になるかも\(^o^)/
人間国宝が製作した三線を持ってるなんて夢のようです(夢見すぎ!(^_^;))
とにかく上原さんにオーダーしました
するとこの中からお選びくださいと以下のような原木の写真が数枚送られてきました
皆さんならどれを選びますか?(;゜゜)
一番下が一番木目がハッキリ出そうです
しかし、白太が強いような気もします
白太もアクセントとしてうまく出ればエクボになりますが、下手に出るとアバタになります
この原木の段階では私のような素人にはわかりません
結局一番上にしました
理由は黒い部分が多いと、高級な黒檀により近いような気がするという貧乏人根性からです(^_^;)
で、注文書とかオーダーフォームはないのかと聞くと「そんなものはない!」とキッパリ!
沖縄特有のテーゲーでしょうか?
それとも職人気質か?
そこでメールにオーダー内容をまとめて書いて送りました
型:真壁
素材:縞黒
塗り:春慶(木目がハッキリ出るよりもよく見たらわかるくらいのシブ目な感じ)
チーガ:強化張り
棹:やや太め(署名を入れる)
です
署名の件ですが、「上原正男」というお名前がありふれてて残念です(上原さん、ごめんなさいm(__)m)
銘苅春政とか渡慶次道政とか護得久栄昇(^_^;)とか、沖縄っぽい名前だったらもっと良かったんですけど(上原さん、重ね重ねごめんなさいm(__)m)
この原木に決定!
ホームページには「随時製作過程の写真を送ります」とありましたが期待してません
本人も「あまり頻繁には送れないと思いますが」と言ってました
そこでひと月に一度お伺いのメールを送ることにしました
ひと月目
おお!
段々それっぽくなってきています(^^)d
ふた月目
私の名前が入ってるのが嬉しいですね(^^)v
φ(・ω・*)フムフム...
こんなふうに作るのね
けっこうフケましたね、上原さん(m(__)m)
そろそろお約束の3ヶ月がたつ頃、納入時期の確認メールを送ると少し遅れるとのこと(゜ロ゜)
まあ別に急いでもなかったので、それから一週間に一度進捗状況確認メールを送りました
段々上原さんからの返信メールが遅れ気味になり、ついに延長三週間目には連絡が取れなくなりました
((((;゜Д゜)))
さすがに焦った私は手付金振り込み書を準備し、いざとなったら沖縄県三線製作事業協同組合に電話して補償してもらう覚悟を決めました(;゜゜)
しばらくして丁寧なお詫びとともにもうしばらくかかる旨の連絡を受けました
メールでの口約束注文はこういうのが怖いですね(._.)
6月の大雨続きで塗りがなかなか乾かないとのこと
確かにあの時期沖縄の大雨は全国ニュースになっていましたね
それにしてもこの人は塗りも自分でやるのか
確かにHPにはそのように書いてたけど
今時全て一貫して製作する職人は極めて少ないそうです
連絡さえ頂ければ安心して待てます
上原さんの納得いく良いものを作って下さいと伝えました(^^)
それから一週間後、オーダーから4ヶ月、ついに「完成しました」とのメールとともに写真が送られてきました(゜ロ゜;
ごちゃごちゃしてよくわかりませんが、感動ものです(ToT)
しばらくして手元に送られてきましたp(^-^)q
作品の感想としては、全体的に弐号器と比べてエッジが効いててシャープな感じです
弐号器は角がまるっぽくて柔らかです
中でも気に入ってるのが蛇皮です
羅紗がかかったような模様がとても気に入っています
もう納入から半年くらい立ちますが、これからも末長く大事にしていこうと思います(^^)d
計10回に渡って長々と読んで頂き
ありがっさまりょーたm(__)m
Posted by 三線男 at 00:52│Comments(0)
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