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2019年12月28日

ついにオーダー三線に!!Σ( ̄□ ̄;)10

よねやうがみんしょうらん!(^-^)/

年末皆さんはいかがお過ごしでしょうか

だらだらと引きずってきたこの企画もいよいよ

終わります!(  ̄ー ̄)ノ・・・

たぶん終わると思います(;゜゜)・・・

終わるんじゃないかな(._.)

ま、もう一回くらい( ´∀`)

ウソです


前回、いよいよ上原さんに決定しました


上原さんは沖縄県三線製作事業協同組合の会員です

しかも理事として研究発表なども行っています
将来有望です

現在、会長は渡慶次道政さんです

実働職人としてはトップではないでしょうか
将来棹職人初の人間国宝にもなるんじゃないかと思っています

そんな渡慶次さんの後を継いで会長になるのが上原さんだと思って(願って)います
てことは上原さんも将来人間国宝になるかも\(^o^)/

人間国宝が製作した三線を持ってるなんて夢のようです(夢見すぎ!(^_^;))


とにかく上原さんにオーダーしました
するとこの中からお選びくださいと以下のような原木の写真が数枚送られてきました

皆さんならどれを選びますか?(;゜゜)

一番下が一番木目がハッキリ出そうです
しかし、白太が強いような気もします
白太もアクセントとしてうまく出ればエクボになりますが、下手に出るとアバタになります
この原木の段階では私のような素人にはわかりません

結局一番上にしました
理由は黒い部分が多いと、高級な黒檀により近いような気がするという貧乏人根性からです(^_^;)

で、注文書とかオーダーフォームはないのかと聞くと「そんなものはない!」とキッパリ!
沖縄特有のテーゲーでしょうか?
それとも職人気質か?

そこでメールにオーダー内容をまとめて書いて送りました
型:真壁
素材:縞黒
塗り:春慶(木目がハッキリ出るよりもよく見たらわかるくらいのシブ目な感じ)
チーガ:強化張り
棹:やや太め(署名を入れる

です
署名の件ですが、「上原正男」というお名前がありふれてて残念です(上原さん、ごめんなさいm(__)m)
銘苅春政とか渡慶次道政とか護得久栄昇(^_^;)とか、沖縄っぽい名前だったらもっと良かったんですけど(上原さん、重ね重ねごめんなさいm(__)m)


この原木に決定!


ホームページには「随時製作過程の写真を送ります」とありましたが期待してません
本人も「あまり頻繁には送れないと思いますが」と言ってました

そこでひと月に一度お伺いのメールを送ることにしました

ひと月目

おお!
段々それっぽくなってきています(^^)d


ふた月目

私の名前が入ってるのが嬉しいですね(^^)v



φ(・ω・*)フムフム...
こんなふうに作るのね



けっこうフケましたね、上原さん(m(__)m)


そろそろお約束の3ヶ月がたつ頃、納入時期の確認メールを送ると少し遅れるとのこと(゜ロ゜)

まあ別に急いでもなかったので、それから一週間に一度進捗状況確認メールを送りました

段々上原さんからの返信メールが遅れ気味になり、ついに延長三週間目には連絡が取れなくなりました
((((;゜Д゜)))

さすがに焦った私は手付金振り込み書を準備し、いざとなったら沖縄県三線製作事業協同組合に電話して補償してもらう覚悟を決めました(;゜゜)

しばらくして丁寧なお詫びとともにもうしばらくかかる旨の連絡を受けました
メールでの口約束注文はこういうのが怖いですね(._.)

6月の大雨続きで塗りがなかなか乾かないとのこと
確かにあの時期沖縄の大雨は全国ニュースになっていましたね

それにしてもこの人は塗りも自分でやるのか
確かにHPにはそのように書いてたけど
今時全て一貫して製作する職人は極めて少ないそうです

連絡さえ頂ければ安心して待てます
上原さんの納得いく良いものを作って下さいと伝えました(^^)

それから一週間後、オーダーから4ヶ月、ついに「完成しました」とのメールとともに写真が送られてきました(゜ロ゜;


ごちゃごちゃしてよくわかりませんが、感動ものです(ToT)

しばらくして手元に送られてきましたp(^-^)q


作品の感想としては、全体的に弐号器と比べてエッジが効いててシャープな感じです
弐号器は角がまるっぽくて柔らかです
中でも気に入ってるのが蛇皮です
羅紗がかかったような模様がとても気に入っています
もう納入から半年くらい立ちますが、これからも末長く大事にしていこうと思います(^^)d


計10回に渡って長々と読んで頂き
ありがっさまりょーたm(__)m

  

Posted by 三線男 at 00:52Comments(0)オーダー三線の道

2019年12月21日

ついにオーダー三線に!!Σ( ̄□ ̄;)9

よねやうがみんしょうらん!(^-^)/

ほぼ死に体化しているこの企画も、ただ終わらせるためだけに頑張っております(._.)

前回、きら星のごとくあらわれた上原正男さんicon


悲願の沖縄県三線製作事業協同組合の会員です
しかも条件ピッタリの完成品もあります\(^o^)/



しかし、このHP、よくよく見てみると!!Σ( ̄□ ̄;)






何年も更新されてない!(゜〇゜;)

ヤバいパターンです
お店自体消滅してゴーストHP化してる可能性すらあります
もしくは忙しすぎて更新にまで手が回らない(希望的観測(^_^;))

とにかく在庫確認のメールを送ってみます
参考までにHPは
http://e-baru.com/

翌日お返事がありました(^^)d
お尋ねの品は販売済みとのこと(._.)
しかし、指定の条件・予算ならオーダーでできますよ
3ヶ月かかりますが、どうですか?
とのこと (/ロ゜)/
\(^o^)/

早速オーダーすることにしました(^^)v
ちなみにHPを更新できてないのは多忙すぎて手が回らないとのことでした
良かった(^_^;)


そしてナビイ三線店で仮押さえしていた護得久栄昇さん・・・違ったicon

内間直樹さんの棹はキャンセルしましたm(__)m


しかし、ナビイ三線店さんは丁寧で良いお店でした
国際通り脇にありますし、沖縄に行く機会があったら寄ろうと思います





ちなみに護得久栄昇さんは


あんたの人生ちんだみしたろか!

沖縄に著作権はないよ!

わかるよね!




ちなみに護得久栄昇さんは沖縄民謡の個性的な「師範あるある」をコント化したキャラだそうです
YouTubeで見ましたが、なかなか面白い方です(^^)d


あと少しですが、切り良く10回を目指してここでつなぎます(^-^)/





  

Posted by 三線男 at 23:25Comments(0)オーダー三線の道

2019年11月22日

ついにオーダー三線に!!Σ( ̄□ ̄;)8

よねやうがみんしょうらん!(^^)/

プロ野球が雨で中止になった時用のしょうもないバラエティ番組のように、ネタ切れした時に繋いできたこのシリーズもいよいよ終焉・・・いや佳境を迎えようとしています(^_^;)

前回、サン押しのお店「ナビイ三線」さんから
・制作者のはっきりしている棹
・真壁(マカビー)
・強化張り
・縞黒
・春慶(スンチー)
・10~15
という条件を満たした棹が入荷されました、との連絡がありました( ゜o゜)



恐る恐る作者名を確認してみると

なんと!



内間直樹さん(;゜∇゜)

・・・・・・・・・・(゜〇゜;)

ごめんなさい、知りませんm(__)m

一応ネットで検索してみると、沖縄三線界ではわりかし有名な人らしく、内間さんの師匠筋の人の製品未納事件にも「沖縄三線界の信頼のために」と仲介に入るような男気のある方みたいです

男気と棹製作の腕は関係ありませんが



写真も見つけました


( ̄0 ̄; (゜〇゜;) (;゜∇゜)

沖縄好きなら知る人ぞ知る、あのお方のマネメイクですね
しかも家族そろって(^_^;)

なかなかファンキーな性格のお方のようです
いやいや、ファンキーな性格と棹製作の腕は関係ありません!・・・・よね(._.)


ここで心が揺らぎ出します(;゜0゜)

「沖縄県三線製作事業協同組合」加盟職人に憧れて探してきたのに



やっと見つけた岸本尚登さんは・・・



そんな時、紅白の北島三郎のごとく大トリに颯爽と現れたのがここ!



いーばる三線店さんです(゜〇゜;)



しかも店主の上原さんは
なんと!


「沖縄県三線製作事業協同組合」加盟職人

なんですうっっっ!\(^o^)/

しかも条件ピッタリの完成品が!(^^)d
三線の神様ありがとうm(__)m

しかし
よくよくHPを見てみると

!Σ( ̄□ ̄;)



疲れたのでつづく!(^-^)/
  

Posted by 三線男 at 23:40Comments(0)オーダー三線の道

2019年10月25日

ついにオーダー三線に!!Σ( ̄□ ̄;)7

前回、

型:真壁(マカビー)
http://okinawa34.jp/sanshin/type
胴(チーガ):強化張り
棹の素材:縞黒
お値段:10~15

と購入条件を設定し、沖縄県三線製作事業協同組合の職人である岸本さんを第一候補に据えて探しました(^-^)




すると早速条件ぴったりの一品がΣ(゜Д゜)
そのお店がここ!


和於屋さんです(^^)/
店名の由来も気になるところですが、それはさておき早速在庫確認のメールを送ろうとしたところ、商品説明欄に気になる一文が・・・

「塗りは拭き漆の手法で・・・」

ん?拭き漆?( ・◇・)?

早速調べてみました


木目を生かすため塗りを薄くしているのね

薄い・・・(^_^;)

「薄い」という言葉を聞くと
髪の毛、味付け、給料、幸せ、牛タン・・・
あまりいいイメージがわきません(._.)

「薄井幸代」という宿命的に不幸を背負った女性キャラクターを思い出し、昔、三重県で「うすい電器」というお店の看板にうけて、記念写真を撮ったことさえ思い出しました(´д`|||)

マイ三線壱号器のようにすぐ塗装がへたりそうな予感がします

さらによく見ると、このお店、沖縄ではありません
Σ(゜Д゜)

この事実は大きいものがあります
いくら材料は沖縄取り寄せと言ってもやはりそこはこだわりたいところ

ヨーグルトと言えばブルガリア
タコ焼、お好み焼きと言えば大阪
豚骨ラーメンと言えば長浜
牛タンと言えば仙台
ジンギスカンと言えば北海道
ゴーヤチャンプルーと言えば沖縄
三線と言えば沖縄

やはり産地力というのがあります

以前北海道で銘菓のクッキーをお土産に買って帰ったら、製造地は大分県日出町でした(T_T)

段々訳がわからなくなってきましたが、とにかく三線は沖縄産に限ります

泣く泣く諦めることにしました(T_T)


そんな折り、製作者のはっきりしている棹が入荷したら知らせてくれとお願いしていたサン押しのお店からメールが来ました( ゜o゜)



ナビィ三線店さんです(^O^)


4、5枚の棹の写真が添えられていましたが、正直よくわかりません(^_^;)

しかし、条件はピッタリです!!(゜ロ゜ノ)ノ

恐る恐る製作者の名前を確認しました(゜.゜)


その名はなんと!!!

Σ(゜Д゜)


疲れたので続く!(^^)/  

Posted by 三線男 at 23:22Comments(0)オーダー三線の道

2019年10月12日

ついにオーダー三線に!!Σ( ̄□ ̄;)6

前回、沖縄県三線製作事業協同組合の職人一覧を念頭に、完成品からセミオーダー(セットアップ)を含めて探すことを決意しました
早速、4 で取り上げたショップから製作者を見てみます


まずはイチオシの○ソ○バさん


どこを見ても製作者の名前が出てきません(._.)
プロフィールは公開しているのに、製作者名は「本人の希望により」非公開のようです

これではいたる所に散りばめられている「匠」「本物」「情熱」「経験豊富な職人」などの美辞麗句がかえってそらぞらしくさえ思えてきます

巧言令色少し仁
諦めて撤退します(T_T)





続いてニオシのここ!


○なみ三線店さんです

ここも県内の職人とあるだけで、やはり製作者名がありません
しかし、沖縄県三線製作事業協同組合の職人一覧には「み○み三線店 枝川勝」の名前があるので一応保留とします(少しお高いので)





そんなこんなでショップの洗い出しをしていると、ちらほらと気になるお名前を発見!

岸本尚登さんです(^O^)

なんと言っても沖縄県三線製作事業協同組合の職人です\(^o^)/
そして枝川勝さんと比べて割かしリーズナブル!
棹製作専門で、あちこちのお店に卸しているのではないでしょうか

断然第一候補に躍り出ます(*^^*)


ここらでそろそろ購入条件の設定に迫られます
以下列記します

型:真壁(マカビー)
通ぶって与那城(ユナー)や知念大工(チニンディーク)なども考えましたが、やはり自分の心に素直に一番美しいと思えるこの型で(^^)b)
http://okinawa34.jp/sanshin/type

胴(チーガ):強化張り
本皮一枚張りに憧れますが、やはり仕方ありません
(。´Д⊂)

棹の素材:黒檀か縞黒

お値段:10~20

棹の素材とお値段は連動します
要するに問題は、この三線を私の三線人生の最後の一本とするか、最後から二番目にするのかなのです

三線を始めて4年でもうラストにするのか

そもそも飽き性の私がそんないいもの買っても続くのか?

今、買っておかないと黒檀はべらぼうに高騰してくる可能性大

還暦や定年退職の時などの自分へのお祝いにしてもいいんじゃないか

などなど、色々と悩みましたが、結局は今後に期待を繋ぐということで

棹の素材:縞黒

塗り:春慶(スンチー)

お値段:10~15

となりました!(^^)/


と、そんな所に条件ぴったりの一品が!( ゜o゜)


疲れたので続く(^^)/





  

Posted by 三線男 at 23:50Comments(0)オーダー三線の道

2019年09月21日

ついにオーダー三線に!!Σ( ̄□ ̄;)5

前回の記事で製作者のはっきりしている棹 を目標に掲げた私は早速著名な棹製作者に関して色々調べてみました(^^)/

三線は2012年に、沖縄県が指定する伝統工芸品の26番目として、2018年には国の伝統工芸品としてそれぞれ指定されました

県の伝統工芸品指定の際に、以下の7名の方が沖縄県指定伝統工芸士に認定されています

銘苅春政 新崎松雄 照屋勝武 仲嶺盛文
渡慶次道政 親泊宋康(故) 又吉真也(故)

私でさえ聞いたことのある人物がいますが、この中で別格な地位を築いていらっしゃるお方がこちら!



銘苅春政さんです( ゜o゜)

色々なサイトでも氏の製作する三線は「至極の逸品」扱いされており、特に「与那城(ユナー)」型は評判が高く、芸術品扱いされるそうです

もちろんお値段も芸術品価格で、40~70の物を数点見かけました(^_^;)

彼の弟子だったことを売りにしている中堅や若手製作者も多いようです(ただの出入り関係も含めて(^_^;))

ただ彼はご高齢で、現在は注文をお断りしているそうで、これからは在庫、中古を含めてプレミアがついていくでしょう

もちろん彼を含めて上記7名のお方の作品は分不相応ですし、財政的にも手が出ません(T_T)
そこで貧乏人がよくやる次の一手で臨みます

そう!
次世代を狙うのです( ̄▽ ̄)b

つまり、将来「伝統工芸士」に認定されてプレミアが高く付くような、有望な中堅どころを狙うのです( ̄▽ ̄)b

しかし、誰がその将来有望な中堅どころかわかるはずもありません
そこでやはり頼りになるのがここ!



沖縄県三線製作事業協同組合~(ドラえもんふう♪)

ここに次のようなページがあります



この組合所属職人一覧!

前回の伝統工芸士認定の7人はこの中から6人輩出されているのです
もちろん認定の際には、唯一の三線製造に関する準公認団体とも言えるこの組合に相談があったでしょう

つまり、次回の伝統工芸士はこの中から大多数が選ばれることは必定なのです!!!(^^)b

そこで上記職人一覧を念頭に、完成品からセミオーダー(セットアップ)を含めて探すことになります(^O^)

疲れたので次回へつづく!(^^)/
  

Posted by 三線男 at 10:48Comments(0)オーダー三線の道

2019年09月13日

ついにオーダー三線に!!Σ( ̄□ ̄;)4

長々と引っ張ってきましたこのシリーズ
ようやくお店選び編に突入します(^^)b

安い物ではないこの買い物、出来れば現地へ行って現物を見て買うのが一番なのは当然です
しかし、やはり多くの人はそうもいかないでしょう
(。´Д⊂)
やはりネットで探すことになります


まず最初に目をつけたのはやはりここ!

「アソビバ」さんです
ほとんどの検索エンジンでトップに来ると思います
それほど努力しているということです(HP制作に(^_^;))

内容はよくできていると思います
沖縄三線界の裏話なども交えながら正直(と思われる)に語られており、誠意を感じます
店名のチャラさとやたらと「匠」を強調するのがちと鼻につきますが、全体的に完成度は高いと思います
http://www.asobi-sanshin.com/index_sp.html








続いてはここ!


「みなみ三線店」です
HPはシンプルかつ落ち着きがあります
全く考えていなかったオーダー専門店なので少しお高いですが憧れます(*^^*)
https://www.m34t.com/






続いてはここ!

「ナビィ三線」さんです
国際通りから少し脇にあります

国際通り界隈にある三線店は観光客相手のイメージが強く、あまり信用していませんでしたが、このお店は誠意があり対応も良いです

ここは棹を仕入れて店長自作のチーガに合わせて販売しているようです
写真を見ると店長が若すぎるのが少し気になる所です

実はこのお店、最終候補まで残りました( ゜o゜)
https://www.nabbie.com/





とまあ、あれこれ苦悩している時に参考になったのがここ!

「沖縄県三線製作事業協同組合」さんです

この組合は非常に真面目な組合で(当たり前!)
廉価で粗悪な三線が市場に出回っている現状を憂え、職人さん達が集まって、三線のブランド化を目指すことにより、技術と文化の伝承をはかろうという団体です

著名な職人さん(伝統工芸士7人中6人)及び大工哲弘さんや知名定男さん、THE BOOMの宮沢さんや、その他学術界や教育界からも多数委員会のメンバーとして参加しています

つまりとっても信頼のおけるHPなのです
ここで買うのが間違いないのです
しかし、少しお高いのは良いとして、問題は本皮張りしか販売してないのです
やはり、そういう専門的なお方向けなのです
http://okinawa34.jp/


そしてこのHPで気になったデータがこれ!

県内で販売される三線の75%は外国産

というデータ( ゜o゜)
これはどういうことでしょう?
にわかには信じられません
部材も含めてということなんでしょうか

そこでアソビバさんが挙げていた外国生産の棹をやや廉価版で販売していたのを思い出します
他のHPにも外国産の棹が大量に輸入されている旨の記事がありました

なればこのような組合が設立されるのもうなずけます

そこで私は決意しました!
製作者(沖縄職人)がはっきりしている棹にこだわろうと!

疲れたのでつづく!(^^)/






  

Posted by 三線男 at 23:29Comments(0)オーダー三線の道

2019年08月23日

ついにオーダー三線に!!Σ( ̄□ ̄;)3

前回まで壱、弐号器の問題点を述べてきましたが、それだけではなかなか決心できません
男には大義名分が必要なんです
それに背中を「どん!」と突き飛ばすような衝動が加われば、あとは坂を転がるようなものです

それがこれ!

NHK大河ドラマ「西郷どん」です

その中でも特にハマったのがこれ!

奄美大島・沖永良部島編です

この中で、私の知る限り5曲の奄美の民謡が使われていました

まずはこれ

良い画像がなくてすみおらん
「行きゅんにゃ加那節」です
親しい人との別れを歌った曲です
ドラマでは西郷が島を離れる時に歌われ、涙を誘いました
さらに西南戦争に出立する時に愛加那との娘「菊草」が歌って西郷を送り出しました

奄美大島では教員などが転勤で鹿児島本土に帰る時に、フェリー乗り場で教え子達がこの歌を歌って見送る習慣が現在でもあるそうです

それでは元ちとせさんの歌でどうぞ!
https://youtu.be/-wpk974o_Zw


続いて「朝花節」です
おめでたい席や宴などの初めに歌われる曲で、ドラマでは西郷と愛加那との祝言の場面や西郷が愛加那に島を離れる決意を告げたときに歌われました


ちなみに史実でも西郷はアンゴ(島妻)である愛加那と三献の式(正式な結婚式)で祝言を挙げているそうです
愛加那さんは嬉しかったでしょうね

それでは奄美の至宝と言われる武下和平さんの歌でどうぞ!
https://youtu.be/w3349rG3xHw



続いて「よいすら節」です
ドラマでは愛加那が様々な場面で鼻歌のように口ずさんでいました

徳光さんがうざいですが、城南海さんの歌でどうぞ!
https://youtu.be/_CMEKV-meSU


続いて「イトゥ」です
労働歌です
ドラマでは愛加那が薩摩の過酷なサトウキビの取り立てに苦しむ島民を励ます場面で歌われました

奄美大島では漁業や農業など、様々な場面で様々なパターンのイトゥがあるようです

それでは牧岡奈美さんでどうぞ!
https://youtu.be/cGAnYsyDQ3A

ちなみに上の画像はイトゥに関係ありませんでしたが、奄美の風習でハジキという女性が入れる入れ墨です

奄美では女性はウナリ神と言って、男の兄弟や夫を守る力があるといいます
結婚したら左手にもするそうです
この模様は忠実に再現しているそうです

ちなみに沖縄にも同様の風習があって、私の知り合いの与那国島出身の人が「おばあちゃんがしていた」と言っていました


最後は「六調」です
おめでたい席や宴などの最後に歌われ、みんな総出で躍り盛り上がります
沖縄のカチャーシーみたいなもんでしょうか

これも画像が悪くてすみおらん

唄者不明でどうぞ!
https://youtu.be/yC93bMa8-vE

長々と最後までありがっさまりょーた

とまあ、どっぷり西郷どん、奄美大島、沖永良部島編にハマった私は、奄美大島聖地巡りを強行したわけです

そして、これは同じ三線を使うんだし、奄美民謡も覚えねばなるまい!
という強い衝動にかられ、弐号器を奄美用にして、新たに少し良い参号器を沖縄用に買う決意を固めたのです

そのためにはまず・・・
お店決めからですかね
  

Posted by 三線男 at 23:24Comments(0)オーダー三線の道

2019年07月27日

ついにオーダー三線に!!Σ( ̄□ ̄;)2

~お詫びと訂正~
前回の「ついにオーダー三線に!!Σ( ̄□ ̄;)1」の中で「歌口」と表記した部位は「糸蔵」の間違いでした
どーもすいませんm(__)m

で、貮号器の続きです
ネットで安く買った貮号器はこれ



壱号器は音がボンボンと響いてあまり好きではありませんでしたが、これは音もまあまあ(と思う)
けっこう気に入って大事にしてきました

しかし、程なく問題が・・・
これです



わかりますか?
蛇皮が裂けていますicon
で、それを困った時のアロンアルファで補修しました
まあ二重張りなので問題はないのですが

続いておきた問題はこれ



今度こそ歌口です(絃がのってる白い細長いやつです)
その右端を見て下さい

けっこうなすき間が!

実はこれには理由があります
購入当初は左右ピッタリとすき間なくはまっていたのです

しかし、何年も使用していると細いから削れやすいのか、女絃の沈み込みが大きくなってきました

そこでタイヤのローテーションの発想で、歌口を外して左右逆にはめました
つまり今まで男絃をのせていた溝に女絃を、女絃をのせていた溝に男絃をのせるという風にしたのです
もちろん中絃は左右逆になっても同じです

するとなんと!
溝が糸蔵に合わない!

のです
糸蔵の幅から溝がはみ出しているのです
ということは溝が歌口の真ん中を中心に均等に削られてないということになります

なんでそんなことになってるのか、よくよく見てみると、歌口をはめ込む溝がずれているからなんです

だから帳尻を合わすために絃をのせる溝も糸蔵に合わせてずらさざるをえなくなってるのです

仕方なく私は歌口の片方をヤスリで削り、糸蔵に合わせました
だから片方にすき間ができたという次第です
ダメなら歌口を替えればいいやくらいの気持ちでした

しばらく調子良かったのですが、そのうちビビり音が鳴り出しました
しかし、このビビり音、不思議なことに絃をいったん持ち上げて溝から外し、またはめるとならなくなるのです
なぜでしょう?

しかも歌口を指でしっかり押さえてみてもビビるのです

そんなこんなで明確な原因がわからないまま、だましだまし弾いてきましたが、とうとうあることをきっかけに私は重大な決心に至るのです

~つづく(^^)/~



  

Posted by 三線男 at 23:43Comments(0)オーダー三線の道

2019年07月22日

ついにオーダー三線に!!Σ( ̄□ ̄;)1

広報Hです
私は三線を真面目に練習し始めて4年になります
飽き性の私がよく4年も続いてるなぁと我ながら感心しますが、4年も続けてくると、そこはそれ、やはり少し良い三線が欲しくなります(^-^)

そもそも私が三線を購入したのは、もうかれこれ20年以上も昔の話
THE BOOMの「島唄」が大ヒットした頃です

その記念すべき壱号器がこれ

唄口のどアップですが、その唄口の左端をよーく見てみて下さい
丸い輪○とその中に大きめの点・が見えませんか?
これ何だと思います?
実はこれ

ドリルの痕なんです

ビックリです

そしてもう1枚
同じ三線の画像です



チーガ(胴)のどアップです
何か気づきませんか?

チーガの周辺部と中心部が明らかに

色が違う

酷いもんです(*`Д´)ノ!!!
でも当時何の知識も経験もなかった私は迷わず買いました
27000円でした
塗装も肉痩せして貧相です(これは20年以上の経年劣化で仕方ないのかもしれません)

ちなみにこれを買ったお店は知る人ぞ知る、沖縄の国際通りから少し脇に入った「○ん○み工房」という店です
今では東京や福岡にまで支店を出して日の出の勢いです
この三線は購入後少し練習したあと、20年以上お蔵入りの状態となりました

そして貮号器を購入したのは約4年前
このクラブに入るのをきっかけとして、やはり人工皮より見た目が本皮(強化張り)が欲しくなり、ネットで安く買いました
わりかし気に入り、現在も愛用しています

〈つづく(^^)/〉  

Posted by 三線男 at 00:17Comments(0)オーダー三線の道