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2019年08月23日

ついにオーダー三線に!!Σ( ̄□ ̄;)3

前回まで壱、弐号器の問題点を述べてきましたが、それだけではなかなか決心できません
男には大義名分が必要なんです
それに背中を「どん!」と突き飛ばすような衝動が加われば、あとは坂を転がるようなものです

それがこれ!

NHK大河ドラマ「西郷どん」です

その中でも特にハマったのがこれ!

奄美大島・沖永良部島編です

この中で、私の知る限り5曲の奄美の民謡が使われていました

まずはこれ

良い画像がなくてすみおらん
「行きゅんにゃ加那節」です
親しい人との別れを歌った曲です
ドラマでは西郷が島を離れる時に歌われ、涙を誘いました
さらに西南戦争に出立する時に愛加那との娘「菊草」が歌って西郷を送り出しました

奄美大島では教員などが転勤で鹿児島本土に帰る時に、フェリー乗り場で教え子達がこの歌を歌って見送る習慣が現在でもあるそうです

それでは元ちとせさんの歌でどうぞ!
https://youtu.be/-wpk974o_Zw


続いて「朝花節」です
おめでたい席や宴などの初めに歌われる曲で、ドラマでは西郷と愛加那との祝言の場面や西郷が愛加那に島を離れる決意を告げたときに歌われました


ちなみに史実でも西郷はアンゴ(島妻)である愛加那と三献の式(正式な結婚式)で祝言を挙げているそうです
愛加那さんは嬉しかったでしょうね

それでは奄美の至宝と言われる武下和平さんの歌でどうぞ!
https://youtu.be/w3349rG3xHw



続いて「よいすら節」です
ドラマでは愛加那が様々な場面で鼻歌のように口ずさんでいました

徳光さんがうざいですが、城南海さんの歌でどうぞ!
https://youtu.be/_CMEKV-meSU


続いて「イトゥ」です
労働歌です
ドラマでは愛加那が薩摩の過酷なサトウキビの取り立てに苦しむ島民を励ます場面で歌われました

奄美大島では漁業や農業など、様々な場面で様々なパターンのイトゥがあるようです

それでは牧岡奈美さんでどうぞ!
https://youtu.be/cGAnYsyDQ3A

ちなみに上の画像はイトゥに関係ありませんでしたが、奄美の風習でハジキという女性が入れる入れ墨です

奄美では女性はウナリ神と言って、男の兄弟や夫を守る力があるといいます
結婚したら左手にもするそうです
この模様は忠実に再現しているそうです

ちなみに沖縄にも同様の風習があって、私の知り合いの与那国島出身の人が「おばあちゃんがしていた」と言っていました


最後は「六調」です
おめでたい席や宴などの最後に歌われ、みんな総出で躍り盛り上がります
沖縄のカチャーシーみたいなもんでしょうか

これも画像が悪くてすみおらん

唄者不明でどうぞ!
https://youtu.be/yC93bMa8-vE

長々と最後までありがっさまりょーた

とまあ、どっぷり西郷どん、奄美大島、沖永良部島編にハマった私は、奄美大島聖地巡りを強行したわけです

そして、これは同じ三線を使うんだし、奄美民謡も覚えねばなるまい!
という強い衝動にかられ、弐号器を奄美用にして、新たに少し良い参号器を沖縄用に買う決意を固めたのです

そのためにはまず・・・
お店決めからですかね
  

Posted by 三線男 at 23:24Comments(0)オーダー三線の道